はじめに
先週末ついにMRIの検査をしてきました。以前にもMRIの検査をしたことがありますが、もう完全に忘れていたので若干ドキドキでした。
結果はまだですが、MRI検査について書き留めておきます。
MRI検査とは
●強い磁石と電磁波を用いて撮像する検査です。
●機械がトンネルのような形になっており、その中に入って検査します。
●検査中は工事現場のような大きな音がします。
●検査時間は20~60分程度(検査内容に応じて)
●検査中痛みを感じることはありません。
MRI検査は体内に以下のような金属がある場合は検査できません
○心臓ペースメーカー、植え込み型除細動器
○人工内耳、神経刺激装置、脊髄刺激装置
○心臓の金属製人工弁
○目の周囲に位置する鉄片などの強磁性体
○磁石式の義眼
○圧可変式バルブシャント(脳室シャント:水頭症の手術)
造影剤を用いてのMRI検査
今回私は造影剤を使用しての検査を実施しました。造影剤って何?ってなりますよね。注射で造影剤を投与されました。投与された造影剤は、血管を介して全身の臓器に広がります。そのため、血管内の内部の状態、臓器の血流状態、病変部位での造影剤の分布が分かり、画像診断上重要な情報になります。
造影剤にもリスクはあります。軽微な副作用を含めて、1~2%の方に何らかの副作用が生じます。ほとんどは、気分が悪くなったり、嘔吐、蕁麻疹と一過性のもの。まれに、冷や汗や、胸が苦しくなることもあります、また、4万人に1人程度の割合でショックなどの重篤な副作用を生じ、極めてまれですが、死に至る報告もあります。
何をするのにも、リスクは伴いますが、私の場合は特に造影剤での副作用は認めませんでした。
実際に検査をして
造影剤の副作用も確認していたため、正直緊張はしました。今回は、膣壁嚢胞の詳細の検査だったため、MRIの検査部位でいうと女性骨盤腔となります。腹部から骨盤にかけて金属の板みたいなものを乗せ、体を固定されました。
始めは、造影剤なしでの検査。MRIの中に入って、トンネルのような空洞ですが、かなり狭く検査中は動けないと思うと息苦しさを覚えました。検査中何かあれば教えてくださいとナースコール持たされましたが、ああいうのって押しにくいですよね。ガンガンガンと音が鳴り、本当にうるさい。たまにピーピーとも鳴り、故障かと思ってしまうくらいでした。色々考えてしまうので、もう寝ようと、うるさいなかでも寝る努力をしました。
途中、息を止めて撮影する時間もありました。どれくらいだったか定かではありませんが、10秒は止めたと思います。
その後造影剤を看護師から注射で投与され、さらに検査を重ねました。合計40分くらいの検査だったと思いますが、動けずにずっと横になっていたので、病人になったような気分。なんだかふらーっとしましたし、電磁波のせいか全身が暑くなったように感じました。
午前の検査でしたが、検査後特に具合が悪くなることもなく、一日いつも通りに過ごしました。
まとめ
MRI検査をしたことがない方は、体験してみると少し驚くかもしれません。音が本当に大きく、狭いし動けない。閉所恐怖症の方は絶対に無理ですね。今回は検査しての体験談をまとめてみました。結果は来週に再度受診します。結果が分かるまでは、落ち着きませんね。大事にならないことを祈るのみです。