仕事について書こうと思いながら
つい毎日起きる子育てへの思いが強く
なかなか進みませんが、
作業療法を知っていただくため
一歩ずつ前進、
少しずつアップしていきます。
作業とは。
『作業の辞書的意味』
[名](スル)仕事。また、仕事をすること。特に、一定の目的と計画のもとに、身体または知能を使ってする仕事。「修復作業にとりかかる」「徹夜で作業する」「作業能率」「農作業」
goo辞書より
辞書にもあるように、日本語で一般的に用いられる「作業」とは「仕事」とほぼ同じ同義語。特に物の製作や操作の仕事を指すことが多いです。
作業療法とは。
作業療法は英語に訳すとOccupational Therapyです。
英語で一般的に使われている”occupation”は「仕事・職業・生業」の他に、
「何かに従事すること」「活動」「占有・占拠」「期間」「地位」なども
指します。”therapy”は「療法」と訳します。
”occupation”の動詞形"occupy"が「時間・空間・場所を占有して何かに専念する」
という古語から来ています。
これらをふまえると、作業療法は、作業に焦点をあて、対象者にとって意味のある作業ができるようにすること、作業を用いて介入する職種であることの意味が分かります。
仕事や職業を療法する、治療するという意味ではなく、対象者の仕事や職業に関わる時間・空間・場所、つまりは生活すべてにおいて治療、アプローチする職種であると言えるからです。
生活すべてが対象というと本当に範囲が広いですね。
対象範囲が広いということは、対象となる人も幅広いと言えます。
次は、作業療法の対象となる領域についてお話します。